おしゃれは足元から

「おしゃれは足元から」(Vol.2)

 今回は、「靴のケア方法#1」について取り上げたいと思います。 

―靴の手入れ方法

靴を履くその前に
 クリームを塗ることで、傷や汚れを防ぎましょう。クリームが保護膜の働きをしてくれます。防水スプレーもオッケーです。

紐靴は緩めて、シューホーン(靴べら)を使って履く
 紐を緩めずに、脱ぎ履きを繰り返していると、トップライン(履き口)が広がってしまいます。これじゃ情けないので、靴紐を緩め、シューホーンをかかとに添えながら履くべきです。

履き終えた靴にはシューキーパーを入れておく
 汗を吸い取り、さらには、汗による底の反り上がりを防ぐためにも、シューキーパーを入れておくことが望ましいです。汗を吸い取らせることを考えれば、ニスのついていないシューキーパーがさらに好ましいです。

同じ靴は続けて履かない
 
靴内に溜まった水分を蒸発させるため、一日履いたら、最低でも二日~三日は休ませましょう。一週間のローテーションを組むなら、最低3足、5足あれば申し分ないとのことです。

日々の汚れ落とし
 革は呼吸するので、目詰まりはよくないし、見た目もよくないです。特に、コバ(アッパーから張り出した部分)の目に詰まったゴミに気をつけて下さい。毛足の柔らかい馬毛を使ってブラッシングするのが望ましいです。ブラシは、汚れを落とす以外にも、クリームを満遍なく伸ばし、馴染ませる、ツヤを出す等の効果があり、必須アイテムであります。使い込まれたブラシは、毛先にロウや油が染み込んでいるので、ブラッシングするだけでツヤが出ます。

本格的な汚れ落とし
 
汚れが気になってきたら、水性リムーバーを使いましょう。毎日やる必要はなく、週2回履くなら、月1回のペースでやるのが目安です。クロスに染み込ませ、弧を描くように拭き取ります。ツヤが鈍くなれば、”すっぴん”の状態になった証拠で、引き続き、⑦保革の作業へと続きます。

保革
 革にも適度な水分補給が必要で、その際には乳化性クリームを使います。やや固めの豚毛を使ってブラッシングするとよいです。手早く均一にクリームが伸びます。仕上げには、クロスを用い、表面膜を均一にならします。そうすることで、ムラのない膜ができ、ゴミの付着を防止します。触ってみて、つるっとしていたら完了です。

ポリッシュ(艶出し、鏡面磨きとも言う)
 乳化性クリームでも十分光沢は生まれるが、もっと輝かせたいという方は、固形の油性ワックスを使用して下さい。クロスを用い、弧を描くようにワックスを塗り込んでいく(目安は20-30回)滑りを良くするため、合間に水を絡ませるのがコツです。注意すべきは、ワックスを主成分とするロウは通気性を損ない、ひび割れを誘発するので、爪先とかかと回りのみの使用にとどめましょう。指の付け根など屈曲部分は避けて下さい。この作業は、感覚的には、女性の化粧のようなものだそうです。



 ・・・と長々やってきましたが、これをやるのはさすがにキツイですよね(笑)。そこで、以下のことを最低限やっておけば、とりあえずはオッケーとのことです。

 ①履き終えた靴にシューキーパーを入れる

 ②汚れが気になったら、ブラッシングする

 ③週末等、風通しのいい日陰で干す


これから、最低でもこのぐらいのことは心がけていきたいなぁと思っていますぅー。




<参考文献>
『紳士 靴を選ぶ』
   竹川圭 著  光文社新書  定価(本体880円+税)
  ISBN978-4-334-03388-0

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「おしゃれは足元から」(Vol.1)

―はじめに
 「おしゃれは足元から」と題しまして、これからしばらく『』について取り上げていきたいと思います。特に、紳士靴について扱いますが、男性のみならず、女性も参考にしていただけたらなぁと思いますぅ。


―日本人は靴を大切にしていない!?
 近年、日本では様々なブランドの良質の靴が簡単に手に入ります。しかし、日本人は靴を大切にしていない・・・僕はまさにあてはまります。みなさんもどうでしょうか?かつて「日本人は靴を大切にしないから、紹介したくない」というイタリア人もいたそうです。ヨーロッパ等に比べ、靴の文化(日本は戦後以降に定着)が浅いことにも大きな理由があり、ヨーロッパと同等のレベルを要求するわけじゃありません。


―自分に合った靴
 もちろん、おしゃれのための靴選びは結構なことです。ってか重要だと思います。しかし、人間の足は、第二の心臓と呼ばれるくらい重要な部位です。その意味でも自分に合った靴を選ぶことは重要です。自分の足に合わない靴は、アーチ(小指の付け根、親指の付け根、かかとの3点が描くラインのことで、これに添った靭帯が歩行の際の衝撃を吸収する役割を果たす)を弱らせてしまう。そうなれば、疲れがたまる、タコができる、外反母趾になる、ひいては、膝・腰・肩にまで悪影響を及ぼします。

 靴選びの大前提は「試し履き」です(自称サイズはあてにしないこと)。もちろん両足です。そして実際に軽く歩くことも大切です。理想的なフィティングは、「かかとがしっかり固定され、足の指が自由に動くこと(かかとで合わせ、爪先に余裕を持たせる」です。また、主なチェックポイントは、「捨て寸(爪先の余裕のことで、目安は約1cm)の具合←歩行の際に足指を動かすので」、「かかと、土踏まず、ボールガース(親指と小指の膨らんだ部分をぐるりと一周するライン)のフィット感」、「トップライン(履き口)の高さ←くるぶしの下方の接する位置にあると歩行の際にくるぶしがトップラインに当たり、靴擦れの原因となる」などです。また、足のむくみ等が気になる方は、調整可能な紐靴がベストです。


―5万円前後の靴を選ぶ
 この価格帯の靴は、「日々履き込む靴」として優れているそうです。
その理由として、まずこのクラスの靴は、グッドイヤーウエルト製法によって作られていることが多いからです。グッドイヤーウエルト製法とは、耐久性に富んだ製法で、ソールにそれなりの厚みがあり、地面からの衝撃を緩和してくれるものです。また、履き込めば、靴の内部底面に敷いたコルクが足になじむ構造となっています。底を張り替えるリペアに対応できる点も大きな利点です。価格で言えば、5万円前後が多いですが、コストパフォーマンスとしては真っ当であるとのことです。一方、マッケイという製法もあります。これは、軽やかな履き心地であるが、度重なる修理には向かないとのことです。とは言いつつも、何十年も履き続けないなど、別に耐久性を問題としないならば、マッケイ製法でも何の問題もないそうです。

 また、このクラスの靴は、成型を維持するため、寝かす工程を怠っていないそうです。これを怠った靴であれば、愛着を感じて履き続けているうちに、トップライン(履き口)が崩れてしまい、悲しい結果となってしまうかもしれません。

 さらに、このクラスの靴は、随所に手作業を残しており、職人的技術が施された魅力あるものであることが特徴です。


―レザーソールとラバーソール
 やはり高級感やおしゃれを考えるなら、レザーソールのものを選ぶでしょう。ここで、ソールとは、簡単に言えば、靴底のことです。レザーソールは、汗などの水分を吸収・排出してくれるという長所があります。ただし、日本では、ラバーソール(できれば、おしゃれさを崩さない薄いラバーソールがよい)の方が無難なようです。理由は、雨の多い日本では、簡単にカビが生えやすく、また、すべりやすいからです。

 レザーソールを履く上での注意点は以下の通りです。
  ・雨の日、雨が降りそうな日、梅雨の時期は履かない。
  ・一日中歩き回るときは履かない。
  ・通勤ラッシュ時は履かない。(人は踏まれてしまう)



 あまり面白くなかったですかね!?個人的には興味あるところなんで、ここに書いていきながら勉強していきたいなぁと思っているんですがぁ(笑)


 次回あたりは、「靴の手入れ方法」を扱いたなぁと思ってます。



<参考文献>
『紳士 靴を選ぶ』
   竹川圭 著  光文社新書  定価(本体880円+税)
  ISBN978-4-334-03388-0

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